畳ができるまでの流れについて
2024/05/15
畳ができるまでには、さまざまな工程があります。
どのような流れで美しい畳がつくられるのか、気になりませんか。
この記事では、畳ができるまでの流れについて紹介していきます。
畳ができるまでの流れ
①株分け
イグサは種ではなく、株分けをして育てる作物です。
そのため、苗床で育った元気なイグサだけを厳選していきます。
②植えつけ
株分けをすれば、次は植えつけです。
厳選した苗を12月の寒い時期に、機械や手で植えつけをします。
③先刈りと肥料
5月に入ると日当たりをよくするために、先端の刈取りを行います。
また、ほぼ同時期に肥料も与えます。
④網張り
イグサが長く成長すると、倒れないように網をかけます。
成長に合わせて、その都度高さの調整が必要です。
⑤収穫
夏になると、充実したイグサの刈り取りを行います。
⑥泥染めと乾燥
イグサ特有の香りや色を持たせるため、天然の染土で泥染めを行います。
その後は、機械や天日干しによる乾燥です。
⑦選別・織り
乾燥が終わると、長さごとに振り分けて選別します。
その後は機械で織り上げていき、職人がほつれや傷がないか確認し、畳の完成です。
まとめ
畳はイグサの株分けから始まり、植えつけで育ったら収穫されます。
その後は、泥染めや乾燥・選別・織りなど、さまざまな工程を経て畳はできるのです。
『たたみや彩』は20年以上畳に携わる職人が在籍しておりますので、高品質な畳を提供いたします。
和歌山県内の近隣エリアから大阪府南西エリアまで対応いたしますので、一度ご相談ください。