畳縁の素材の種類について
2024/02/01
畳縁とは畳の周りを飾る部分で、部屋の雰囲気や使い勝手に大きな影響を与えます。
畳縁の素材は多彩で、それぞれ特徴があるのをご存じでしょうか。
今回の記事では、畳縁の素材について種類別にご紹介します。
畳縁の素材の種類
化学繊維
化学繊維で作られた畳縁は、ポリエステル・ナイロン・ポリプロピレンなどの素材が主流です。
これらの素材は色や柄が豊富で、畳をおしゃれに演出できます。
また耐久性が高いため、変色しにくく強度もあります。
綿
綿糸を使用した畳縁は高級感と品格が魅力で、座敷や個室などでよく利用されています。
なめらかな質感があり、一般的には黒または小豆色の無地が主流です。
一部では、糸にロウ加工や艶付け加工が施されたものもあります。
縁なし畳
畳の中には、縁がない畳も存在します。
通常の畳と比べると耐久性は劣りますが、リビングの一角に畳コーナーを設ける際に選ばれることが多いです。
縁なし畳の中で、イグサではなくカヤツリグサや、七島イ(しちとうい)などの植物を使用した畳を琉球畳と呼びます。
初めはザラザラとした手触りですが、使用するうちに柔らかい質感に変化します。
アレルギー反応が起こりにくく耐久性が高いですが、価格はやや高めです。
まとめ
畳縁の素材にはそれぞれ特徴があり、お部屋の雰囲気や用途に合わせて選ぶことが大切です。
質感・デザイン・価格帯を検討しながら、最適な畳縁を見つけてみてください。
『たたみや彩』では、畳に関して経験豊富な職人が施工を行っております。
畳縁の素材にお悩みの方のご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。